熱海地域は温泉街の急速な発展により吸水量に不足をきたすようになりました。
そのため、1969年(昭和44年)1月より1972年年度(昭和47年年度)まで、簡易水道時代の水源地であるトコロ山地先の深沢川を水源とする新たに取水場建設が始まりました。
この熱海水道拡張事業によって熱海浄水場・配水池・深沢川取水場が造られています。(撮影:12/15/2008)
↑深沢取水場入口。
↑山間にある時代を感じさせる取水場。
↑取水場の隣りにほこらがある。
↑この工事の請負人の名が刻まれている。佐藤喜三郎氏と狩野忠一氏、及び石工 瀬谷銀治氏。
↑昭和十二年三月建立とのこと。
↑取水口部分。
↑取水場から深沢川上流を望む。
↑高濁度処理施設。
↑まだ新しく、建てられて間もないようだ。あ
↑取水場全景。沈砂地は稼働していないようだ。
↑高濁度処理施設の管理棟か。
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↑深沢取水場のすぐ隣には磐越自動車場が通っている。
↑深沢の銘水処の表示。
↑取水場から導水管にて少し離れた場所に浄水場がある。
↑浄水場内にある沈殿地。
↑奥に見えるのが緩速濾過池。4池設備している。
↑ここから配水池まで、送水管にて送られる。
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↑熱海配水場入口。
↑配水池増設の用地買収にあたり、地主から日露戦争の記念に購入したための買収に応じてもらえず、やむなく借地せざるを得なかったとの逸話がある。
↑配水池は3基ある。
↑UFOみたいな形状に排気口がある。
↑ここから自然流下により給水している。
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《参考文献》
◇「郡山市水道史 続編」 編集・発行:郡山市水道局
◇「郡山市水道90年のあゆみ 1912〜2001」 発行:郡山市水道局
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