1970年(昭和45年)10月から国営安積疏水農業水利事業により、
深田調整池(深田ダム)の新設及び導水路と取水路が整備されました。
深田調整池から第五分水を結ぶ取水路は、1979年度(昭和54年度)に完成しています。(撮影:3/5/2021)
↑取水路は、深田調整池(深田ダム)のふもとの北東側から流れてきます。
↑出て直ぐ横に余水吐があります。
↑余水吐の開閉機。
↑その先には分水工があります。左が第五分水まで続く取水路。右は東へ250m程先で多田野川へ注ぎ、下流の多田野第2頭首工で安積疏水に堰上げされます。
↑分水工があります。
↑離れた所にバルブ機側操作盤があります。
↑もう一つの操作盤は分水工の上に設置されています。
↑東開工業株式会社製の放水路ゲート。製作年月は平成30年12月。
↑分水工を過ぎると、左側の取水路は弧を描いて続いています。
↑竹林の中を流れていきます。
↑山の裾野に沿って続いています。下流が望みます。
↑ここから水管となって地中へ続きます。
↑手前は除塵用の格子が設置されています。
↑格子に引っかかった木々の枝や葉っぱが取り除かれ、上に載せられています。安積疏水はこれらの障害物との戦いでもあり、常に100人以上の水路看護人によって管理されています。目に見えない部分で多くの方が関わっているのです。本当にご苦労様でございます。
↑かなり深い水路です。
↑山裾の薮の中に埋設されて続いています。
↑山から抜けると、視界が開け水田が見えます。
↑休耕田の先は水田となり東へ続いています。
↑福島県道29号「長沼喜久田線」を東へ横断し、陸上自衛隊郡山駐屯地を抜けて続きます。