老朽化が進んだ新安積疏水の改修工事が1997年(平成9年)から進められ、平成20年度に完成します。
上流の猪苗代町田子沼から山間部のトンネル部内は改修され、郡山市逢瀬町多田野大久保には最大出力2,230kWの小水力発電施設が新設されました。〈2004年(平成16年)4月運転開始〉(撮影:6/12/2008)
↑御霊櫃峠(ごれいびつとうげ)入口の更に北へ向かうと現れる「安積疏水管理用発電所上水槽」
↑猪苗代町田子沼で分水し、延々と隧道で南下。ここから暗渠の上部を見せる新安積疏水。
↑放水口から流れた水は、この先で隣を流れる大久保川に合流する。
↑山間を流れてくる大久保川。この下流に安積疏水管理用発電所上水槽がある。
↑新安積疏水は大久保川へ合流せず、暗渠のまま下流の安積疏水管理用発電所へ流れているようだ。
↑大久保川の川は勢いよく下流へ流れていく。この辺の森は孫へ残す森として管理されているようだ。
↑小水力発電施設の全景。音もせず、ひっそりと建っている。標高406メートルの地点。
↑小水力発電施設の水利使用標識。新安積疏水の流れはこの先の休石(やすみいし)まで見ることはできない。
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↑小水力発電施設の隣には平行して大久保川が流れている。